不眠や食欲不振が続き、ストレスを上手く消化出来なくなった友人を仲間が心配し、医療機関に受診させました。
私はその友人がどこの診療科に連れて行かれるのか心配でしたが、着いたのは小さなクリニック。
看板には心療内科と記されていたため、私は友人が心に問題を抱えているのだと認識をしたのです。
いったい「心」って何処にあるんだ?
虫歯になれば歯科医院、骨折をすれば外科医院へ行くのは、歯や骨の場所が分かっているから。
心療内科を訪れたら「心」の場所が何処にあるのかを知ることが出来るかと期待をしたのですが、
初診は問診のみ
その後の通院も問診のみ
何時になったら友人は他科で行われているような検査を受けられるのだと思っているのですが、初診から半年経っても彼女が検査を受けることはありませんでした。
問診だけで処方されるクスリを服用しても彼女は大丈夫なのか?
詳しい検査をすることなく服用できるクスリに効果が期待できるのか?
初診から半年経った友人の症状は相変わらず、このまま続けて受診させることに不安を感じた私は他のクリニックに友人を連れて行ったのですが、どこのクリニックでも同じ、初診には時間を割いてくれるのですが、2回目以降はクスリを貰いに行くだけ。
友人と同じような症状で苦しんでいる者をSNSで探すと、多くの者が友人と同様なクスリを処方されており、そのクスリを服用すると幸福感が得られるセルトニン(神経伝達物質)を増やすことが判明しました。
セルトニンの9割は腸にあった
感情をコントロールするのは脳の役目と思っていたため、セルトニンは脳に多くあると思っていたのですが、調べてみるとセルトニンの9割は腸にあり、そのため不安を抱え腸の働きが悪くなると下痢や軟便、吐き気などの症状が現れます。
鶏と卵の関係同様に、不安を抱えると腸の調子が悪くなるのか、それとも、腸の調子が悪いから不安を抱えるのか?
自身が服用するものであっても、一般人が好き勝手にクスリを処方することは出来ないため、友人に腸の調子を整えるサプリメントの服用を勧めると、現在の彼女は医療機関に掛かることはなくなり、不安を感じた時でも同じサプリメントを服用するだけで気分を落ち着かせることが出来ています。
心が何処にあるかは分かりませんが、気分に影響をもたらすセルトニンは腸に多くあるため、不安を解消出来ている友人は「腸が心」と考えるようになり、現在は腸の調子を考えた食事を心掛け元気に暮らしています。
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